2013年1月4日金曜日

筑波山 〜日本百名山#1〜

2013年元旦

百名山完登へ記念すべき最初の山は、筑波山。

登山経験の浅い我が家にとって、この時期に行ける百名山があるとしたら、ここぐらいだろう。今年は、暦の都合上、冬休みが長く12月29日から1月6日まであるが、天気予報では元旦が一番良さそうなので紅白を見ないで早々に寝ることに。

翌朝5時、夜中は氷点下まで下がったのだろう、フロントガラスが凍っていてお湯で溶かすことに。6時に出発して、首都高あたりで初日の出とタイミングよくスカイツリーを同時に見ることができた。(といっても私は運転中なので、じっくり見れないが。。。)常磐道の土浦北を降りたのが7時半。ここまで順調にきたが、ガソリンが。。。そう、お正月休みとあってガススタはほとんどお休み。ドキドキしながら、筑波山の麓まで進み、ようやくエネオスにて給油。スタンドの裏に田んぼがあって、そこから筑波山の全景がみれたのでちょっと撮影。深い冬の青空と金色に輝く田畑が印象的だった。



満を持して筑波山に入ったら、初詣渋滞。せっかくだからお参りしようと思ったのが仇、駐車するまで1時間も掛かってしまいました。案の定、筑波山神社も参拝客で混雑。やっとお参りをすませて、ついでに境内にあるお稲荷さんで商売繁盛を願い、甘酒を飲んでいざ、山頂へ!



と普通なら筑波神社の裏から登るのでしょうが、いきなり4歳の娘に長い上り坂は可哀想、いや山が嫌いになるリスクもあるので、つつじヶ丘からロープウェイで女体山へ。ロープウェイからの眺めに娘も興奮していたので、これは大成功。娘よ、山を好きになーれ♪



ロープウェイの駅から女体山までは、十分程度の上り。環境客にまぎれながら我々も山頂を目指すことに。女体山の頂きには祠があり、妻は御朱印を押してもらい、まずは最初の一座を無事制覇できたことを神様に報告。大勢の人で溢れる山頂は、大きな岩場となっており柵があるものの、数メートル下まで垂直になっているので足がすくんだ。ここで発見した夫婦の共通点。なんと、二人は高所恐怖症だった。。。足下が落ち着かないので、撮影にも集中できず、早々に山頂から降りることに。



さて、今日の登山にはもうひとつ目的があった。それは、先の筑波山神社で手に入れた小石を神様の傍に置いて、願いを伝えること。筑波山では、有名な大石重ねである。さっそくもうひとつのいただき男体山そして大石重ねへのコースを目指した。途中、御幸ヶ原で昼食。普段小食の娘が、焼きそばを一人前をぺろっと食べてくれた。これは、嬉しかった。山の神様に感謝である。

男体山へは、女体山よりも長い上り坂がまっている。歩幅の小さい娘には、きつい岩場もあったがよく頑張ってくれた。見事に男体山も制覇。百名山の一座を完登できた。休憩もつかの間、もうひとつの目的を果たす為に、下山して周遊コースへ。これが一周1時間とあったが、4歳の娘では倍かかる。陽も傾いてきたので、途中で折り返すことに。山は無理しないのが大事。



さすがに2、3時間も歩き続けたので娘も体力の限界、急いでいることもありおんぶすることに。ロープウェイの最終は17時。あと1時間半しかない。早歩きで駅を目指し、山肌が黄色めいてきたころに到着。頑張った娘には、ご褒美にアイスクリーム。疲れていた表情が一遍、すぐに元気を取り戻した。私も娘をおんぶしたご褒美に、コーラを一杯。ビールは飲めないけど、これで十分。最高に美味しかった。



帰りのロープウェイからは、紅く燃える筑波山の山肌ととおくに見える富士山に感動。標高1,000メートル以下でありながら、他にない眺望はさすが百名山。百座完登に向けて、幸先の良いスタートを切ることができた。



あと、99座。次は、春かなぁ。