ロープウエイでひょいっと2,600mまで行けて、木曽駒ヶ岳までは厳しい八丁坂があるもの、そこから先はなだらかなコースなので小学1年生の娘でも行けると思っていた。
奈良の大台ケ原は無事登り終えたものの、娘は長い山道で車酔いになってしまった。食欲も減り、日中も大人しく怠そうにしていた。その3日後、奈良から駒ヶ根へ車で長距離ドライブ。きっとこれもしんどかったのだろう。高速のSAエリアでも娘のテンションは、かなり低かった。そこで、菅の台バス停の裏にある「森と水のアウトドア体験広場」で川遊びをすることにした。雪解け水が流れる清流は冷たく、気持ちがよかった。娘もテンションが遊び、石を積み上げてダムを作ったりして遊んだ。これで明日は行ける!と思ったのだが。。。
翌朝、曇りのせい?娘のテンションは低かった。。。しかし、せっかくきたというのもあるので、千畳敷へ行くことに。盆休み明けとはいえ平日なのでバスは空いていた。30分山道をバスで登ると、しらび平のロープウエイ乗り場で娘は嘔吐。ロープウエイを2本見送って、上を目指すことにした。テンションの低い娘には申し訳ないが、雲の上の世界は絶景であった♪
高山病対策も兼ねて、千畳敷駅で30分程休憩。娘も動けるというので、木曽駒を目指すことに。快晴の下のお花畑は、実に美しい。まさに天国。そして目の前に迫る岸壁。優しさと厳しさの両方が楽しめる、希な場所。ここが天然記念物として指定されるのも納得。
さて、テンションの低い娘は、いよいよ八丁坂を登ることに。この辺りから数歩進んでは休憩。通常2、30分ぐらいで登れるところを1時間弱かけて登ることに。振り返れば絶景なので、1時間かかっても全く苦ではなかった。
乗越浄土についたのは、10時ここで眺めの休憩をとって再び歩き出したが、中岳の手前で娘がギブアップ。雲行きも怪しくなってきたので、引き返すことに。この日は午後から曇りになるらしい。中岳を越えていないので、木曽駒を見ることすらできなかった。残念!
テンションが低い娘を連れて無事下山できた。登頂できなかったとはいえ、小学1年生の娘にとって初めての3,000m 級、そしてあの八丁坂を登りきったのだから十分でしょう。また娘が大きくなったら、再チャレンジとしますか!!
というわけで、残り94座。
つづく